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忘れないで!!洗顔後のケア

洗顔後必要なケアは人それぞれ。肌タイプの再度確認を!!

洗顔後は肌の汚れや不要な角質が落ちてキレイになると同時に、潤いも不足して無防備な状態になっています。できるだけ早く、まず化粧水でたっぷりと肌に水分を補ってあげましょう。

基礎化粧品

一般的なスキンケアの順番としては
洗顔→化粧水→美容液→乳液→クリームの順。
まず肌の汚れを落とし、乾いた肌に必要な水分を与えます。その後、水分が逃げないように油分で蓋をして潤いを閉じ込めるのが基本です。

ただし、皮脂が多い脂性肌の方は乳液やクリームが不要だったり、十分に肌が潤っている場合は美容液がいらなかったり……と、肌の状態によってスキンケアの手順も様々。自分の肌タイプをしっかり見極めて、化粧水後に何を補えばいいかをその都度チェックしてみるとよいでしょう。

やってみよう!肌タイプ診断

洗顔後も保湿が大切!シワの種類と原因を知ろう

乾燥が与えるダメージがシワを作り出すきっかけ
シワには3つの種類があります。

  • まず肌の表面にできる浅いちりめんジワ
  • 次に皮膚の下の筋肉が収縮することでできてしまう表情ジワ
  • 最後はたるみが原因でできあがる、ほうれい線などの大きく深いシワ

深さの違いはありますが、それぞれのシワに共通していることは、乾燥により増悪することがあるということです。シワが深くなるにつれて改善が難しくなるので、「ちょっとしたちりめんジワ」と軽視せずにしっかりとケアしていきましょう。

乾燥を放置し続けると深いシワが表れる

本来、皮膚には保湿成分と呼ばれる、NMF( 天然保湿因子)や皮脂、セラミドなどが含まれています。これらは皮膚のバリア機能を備え、皮膚自体が持っている保湿力により、肌の潤いを守っています。ところが、過度の空調や間違ったスキンケアなどの外的要因、睡眠不足や偏食といった生活習慣の乱れ、加齢などの内的要因により、体内の保湿因子を産生する力は弱くなります。

これらが皮膚の乾燥を引き起こす原因となり、肌の表面がかさつき始めます。このまま乾燥が進むと角質層に歪みが生じ、これが浅いちりめんジワを作る本体となります。

また、肌が乾燥すると、角質が剥がれ落ちやすくなるので、肌表面のなめらかさまでも失われていきます。なめらかさが弱くなると、表面がデコボコになり、シワがより作られやすくなってしまうのです。

眉間のシワのような、表情筋の収縮により作られる表情ジワは、真皮層が表情を覚えてしまうことが主な原因です。表情ジワは、深いシワへ進展する可能性があるので注意が必要です。特に眉間にシワを寄せるくせは危険ですから直しましょう。

表情のくせを直すこともシワ対策です。

これらのシワに対し、乾燥は直接の原因ではありません。しかし、皮膚が乾燥することでシワが目立ちやすくなっていることは事実です。つまり、シワを作る原因にはいろいろありますが、結果として皮膚の乾燥が、シワを悩ませる要因と言えるのです。シワを改善する第一歩は保湿です。

肌に直接水分を与えたり、アミノ酸やセラミドなど保水力の高い成分を塗ったりすることが効果的です。

皮膚の保湿力は加齢とともに弱くなります。そこで、深いシワを作りにくくするために、肌へのこまめな水分補給や保湿クリームの使用が必要になってきます。肌の保湿力をアップさせるのにプラセンタがいま注目されています。プラセンタとは.comではプラセンタの保湿力に関する検証データも公開されています。内側からの保湿はプラセンタ、外側からの保湿はジェルやクリームでこまめに対処いたしましょう。

正しい洗顔のポイント

肌の潤いと洗浄、この2つを両立させる湯温はズバリ32℃!!

スキンケアの基本

洗顔はスキンケアの基本中の基本。

一日過ごした肌は酸化したメイク汚れや肌からはがれ落ちた老化角質(垢)、空気中のちりやホコリ、汗や皮脂等の老廃物など、様々な種類の汚れでいっぱい!! まずクレンジングで油脂性の汚れを取り、その後洗顔料を使ってさっぱりと洗い流すダブル洗顔がおススメです。

ぬるま湯を使うのがベター

洗顔にはぬるま湯を使うのがベターですが、お湯の温度にも注意が必要。顔の表面温度は約32~34℃、顔の表面から皮脂が溶け出す温度は約30℃とされています。そのため、皮脂を溶かし、かつ肌に負担にならない32℃前後のお湯で洗うのがベストといえます。

熱すぎるお湯で洗うと肌に必要な潤いや成分まで洗い流してしまい、乾燥肌の方は肌がつっぱったり、カサカサになることも。また、オイリー肌の方は失った油分を補おうと余計に皮脂を分泌し、ますますベタつきが気になる悪循環に陥ってしまいます。

一方、温度が低すぎる水などで洗うと毛穴が閉じてしまい、皮脂や汚れがしっかり落ちにくくなって肌トラブルの原因に……。潤いを保ちつつ、スッキリと肌を清潔に保つ最適温度を見つけることも大切です。

正しいクレンジング法

たっぷり、じっくりがクレンジングのコツ。

クレンジングはメイクだけでなく、酸化した皮脂や油性の汚れを落としてくれる重要なステップ。クレンジング後はしっかりすすぐのが原則ですが、どうしても肌に油分が残ってしまいます。この油分も含めて洗顔料できれいに洗い流すために、ダブル洗顔が必要なのです。

最近はメイクも落とせる洗顔料なども発売されていますが、油性の汚れと水性の汚れを一度に落とすにはかなり強力な成分が必要。肌荒れの原因にもなりますから、できればひと手間かけて、クレンジングと洗顔は別にするのがおススメです。

アイメイクなどポイントメイクから落とそう

クレンジングを行なう際は、メイクによって手順を変えることも重要。日焼け止めやファンデーションなどの基本的なメイクだけの場合は、ほおや額など面積の広いところから。

一方、マスカラやアイシャドーなどアイメイクをしっかりしている場合は、まず目の周りだけきれいに落としてから、一度指先をふき取って顔のほかの部分を、というように、落とした汚れが顔全体に広がってしまわないように注意しましょう。

クレンジング剤の目安はさくらんぼ大

また、クレンジング剤は思い切りよくたっぷり使うことも重要!!量が少ないと肌を直接指先でゴシゴシとこすることになり、肌を傷つける原因にもなります。ケチらず十分な量を肌に伸ばしたら、顔の内側から外側に向けて筋肉の流れに沿って丁寧にマッサージしましょう。

じっくり肌になじませることで毛穴の奥の汚れまでスッキリと取ることができます。

洗顔料の選び方

自分は「しっとり」?「さっぱり」?それぞれの特徴を知り賢く使おう

洗顔料どれを選んだらいいの?

洗顔料を選びに行くと、パウダーやフォーム、石鹸などタイプも様々。「しっとり」「さっぱり」といった洗いあがりの特徴もあって、一体どれを選んだらいいか分からない!!と悩むことも多いはずです。
洗顔料のタイプは他で詳しく説明するとして、ここでは洗顔料の「しっとり」「さっぱり」の違いについて紹介します。

「しっとり」タイプの洗顔料は一見肌に優しいイメージがありますが、洗いあがりのしっとり感を出すためにかなり多くの油分が含まれています。不要な皮脂を洗い流すための洗顔料ですが、注意しないとかえって無駄な油分を肌に与えることになってしまうかも……。特に脂性肌の方が使用する場合は注意が必要です。

一方、「さっぱり」タイプの洗顔料は洗浄力の高さが特徴。肌の汚れや皮脂をしっかり落としてくれますが、その反面、肌に必要な水分や油分まで必要以上に洗い流してしまう危険性も。洗顔後に肌がつっぱったりかさついたりするのは保湿成分が流れ出て、肌が急激に乾燥している赤信号のサイン!! 一刻も早く化粧水での保湿が必要です。

「しっとり」「さっぱり」どちらを選ぶかは肌タイプや季節などによっても変わるところですが、理想的な洗顔料は余分な油分を含まず、洗いあがりのつっぱり感がないもの。自分にとってベストな洗顔料に出会えるよう、成分や効能をしっかりチェックして色々と試してみるのもよいでしょう。

ナースのおすすめ洗顔料のご紹介
クリニックのナースが太鼓判!!効果を実感し自信を持って選び抜いた洗顔料!!

お肌の状態を知ろう

肌タイプ診断がすべてのスキンケアの基本。

肌の状態は、大きく分けて「乾燥・敏感肌」「普通肌」「混合肌」「脂性肌」の4つに分けられます。スキンケアは現在の肌の状態に合わせて洗顔料や化粧水・乳液などを選ぶのが基本。以下のチェックから自分の肌タイプを診断し、スキンケアに生かしてみましょう。

肌タイプ診断

チェック
タイプ別説明

肌タイプ別洗顔法

あなたの肌質は何タイプでしたか?タイプ別によっても洗顔方法は変わってきます。
肌質別に効果的な洗顔法をあげてみました。ぜひ参考にしてみてください!!

普通肌(ふつうはだ)
皮脂と水分量のバランスがよく理想的な状態ですが、季節やその日の体調でも肌の調子は変化します。その日のコンディションを見極め、洗顔法を変えることも大切です。
脂性肌(しせいはだ)
皮脂は時間がたつと酸化し、肌トラブルの原因になります。

脂性肌の方はノーメイクの日もダブル洗顔することをおススメします。

さらに、クレンジング後に蒸しタオルなどで毛穴を開くとより皮脂の汚れが落ちやすくなります。

脂性肌には医療機関専用コスメで本気のスキンケア


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混合肌(こんごうはだ)
皮脂が多いおでこや鼻の周りなどのTゾーンは念入りに洗い、他の部分は軽めになど、ゾーン別に洗い方を変えると効果的です。
乾燥・敏感肌(かんそう・びんかんはだ)
洗顔料や洗い方など、肌を痛めないよう細心の注意が必要。朝の洗顔はぬるま湯で汚れを洗い流すだけにするなど、洗いすぎて皮脂を落とし過ぎないように気をつけましょう。