洗顔するワケ

肌の汚れを取り除き、スキンケアの下準備を。

私たちの肌は、汗や皮脂を排出して体温調節を行なったり、体内の水分を保持する機能や外部からの異物をシャットアウトする機能があるなど、実に様々な働きを担っています。こうした肌本来の機能を保つために必要なのが、肌の新陳代謝「ターンオーバー」と呼ばれるもの。

私たちの皮膚は常に新しく再生され、すべての肌細胞が新しく生まれ変わる周期は約4~6週間だとされています。この期間に肌は古くなった角質(垢)を適度に落としながら、自らの力でゆっくりと細胞分裂を繰り返し生まれ変わるのです。
しかし、こうした優れた機能を持つ肌にも、ひとつだけ自分ではできないウィークポイントがあります。

それは……

「汚れを取る」

こと。

正しい洗顔

洗顔を怠ったり、誤ったケアが原因で古い角質をうまく落とすことができなくなると、毛穴が詰まってくすみやシミ、にきび跡、肌荒れなどの肌トラブルや老化を引き起こします。

さらに、肌が硬くなり、せっかくの化粧水や乳液も肌に浸透しにくくなってしまうのです。

ターンオーバーを正常にし、美肌をつくる第一歩はまず「正しい洗顔」から!!
汚れをしっかり落として基礎化粧品がしみこみやすい肌作りをすることが、美肌への近道だと言えそうです

肌の新陳代謝「ターンオーバー」の仕組み

表皮の一番下の基底層で作られる新しい表皮細胞が、有棘層、顆粒層で分裂を繰り返しながら徐々に上へ押し上げられ、角質細胞となり角質層となります。その後、垢(あか)となり、はがれ落ちます。

この新しく表皮が生まれ変わるサイクルのことを肌の新陳代謝「ターンオーバー」といいます。通常は約28日周期で行われますが、年齢を重ねていくにつれて代謝活動は低下するため、サイクルは遅くなるといわれています。

皮膚の断面図

【皮脂膜】
皮膚バリアの働きをしている
【角質層】
基底層の細胞がターンオーバーにより表面に押し上げられ角質細胞となり、層になったもの。厚さは約0.02mm
【顆粒層(かりゅうそう)】
肌を紫外線から守る役割がある。角質層と顆粒層の2層をバリアゾーン(角化層)と言い、肌表面の保護をしている
【有棘層(ゆうきょくそう)】
基底層の上にあり、表皮の中で最も厚い層。栄養分を運ぶリンパ液が流れている部分
【基底層(きていそう)】
表皮の最下層にあり、常に新しい表皮細胞を形成している。ターンオーバーが始まる場所
【細胞間脂質(セラミド)】
角質層の細胞と皮膚の細胞の間に存在する脂質。水分を保持することで、みずみずしい肌を保つのに重要な役割を果たしている

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